Blues写真館 Archive77:静沢真紀

いろいろ忙しくて、アーカイブの整理が遅れてしまった。気が付いたら、マキさんの画をアップしていなかった。昔の日比谷野音、JapanBluesCarnivalのMCでの画もそのうちあげましょう、今回は2020、2021、2023の角打シスターズでのBluesギタリストとしての彼女をみていただきます。

2020.2.9 Catfish、蒲田、東京

2021.7.22、Catfish,蒲田、東京

2023.1.9、Stormy Monday, 横浜

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RIP Tina Turner(1939.11.26-2023.5.24)

遂にこの日がTinaにも来てしまった。ここ4,5年健康が不調だということだったが、脳梗塞、ガンまで患っていたとは。。。高校の頃から聞いていて、音楽界では一番きいた女性シンガーだったと思う。最初にひっかかったのは中学の時ラジオできいたRiverDeepMountainHigh, 凄く耳に残る旋律で、コーラス、オーケストレーションもよかった。高校になると、二年の時だったか、赤坂ムゲンへIke&Tinaを見に行ったという奴がでてきた。あの頃からRockLiveも増えてきたし、武道館へ行く機会もでてきた。でもLPはカーネギーホールのLive2枚組がでて、値段が高いのに、短いプレイタイムだったので、買わなかった。輸入盤では(ちょっと安い場合がある)入ってこず、東芝盤だけだった。このProudMaryがラジオでかなりかかるようになって、このDuoが有名になっていった。(でも進駐軍のラジオFENではめったにかからなかった)RollingStonesの映画ギミーシェルターで前座でI&TがI’ve Been Loving You Too Longをやって、多くの若いファンが増えたと思う。でも日本では70年代は?で80年代に入って彼女が離婚、ソロになって小規模な会場でバックのダンサーも2人という状態でLiveやってたヴィデオがでて、見てた。苦労の時代が人の関係を強くしたのかもしれない、84にはWhat Love Got to do with it? Private Dancerと曲もMVもヒットし、人気を不動にしていった。

初来日85年12月の武道館は、苦労してアリーナステージをみて左側の端、前から5列という席で見ることができた。ステージ、右へ左へ動き、貫禄十分だった。凄かった。ちょっとしてジャカルタへ長期出張となり、むこうもバブルの時代のど真ん中、Bluenoteまで進出してきたくらいだったから、88年2月16,17日に事務所に近いスナヤン・スポーツアリーナでTinaがやるというので、当然2日とも見に行った、雨季で小雨も降ったりしたけれど、列ですったもんだしたりして、なんとか自由席のアリーナ真ん中の真ん中を確保。BreakEveryRuleツアーだった。初日は機材のトラブルで最初の大きなアナウンス、TinaTurnerというのがなくて、TinaとKeyが飛び出してきてすぐはじまった。アンコールのNutbushCityLimitまでお客は大騒ぎ、特に前の方にいたジャカルタ在住のアメリカ人たちのCall&Responseが印象的だった。2日目は知り合いからFilmカメラを借りて、当時ASAの1000以上のフイルム売ってる店を現地でみつけておいて、200mm望遠でガンバったのに、失敗してしまい、一生の不覚となってしまった。望遠のおかげで、Gの一名がWishboneAshのロリーワイズフィールドに皮ってのがわかって、驚きだった。その3月に一j時帰国したら、MickJaggarがソロで初来日しており、友人がドームの3月23日を取ってくれた。一階正面だった。でも同時期Tinaが横浜スタジアム3日、武道館、大阪城ホールという大ツアーをやっていて、こちらは見ることができなかったのが残念。でも23日はゲストでMickのステージへ。IORR!これは嬉しかった。しかしその逆もあり、27日はTinaの大阪へMickが参加、HonkyTonkWomenをやったらしかった。(かなり昔に友人がJumpingやったという間違った情報をくれて、最近まで信じていたが間違いでした。)この時だけでもうLiveを見る機会はなくなってしまった。あとはLiveCD、LiveDVDで。。そしてYoutubeの時代となっていく、最近までTinaLive(ウエンブレーのDVD付)をよく聞いていたのでした。

偉大なRock,ソウルシンガーのご冥福をお祈りします。

最後に感じたこと3点:1)セリーヌディオンのラスベガスLiveの映画でRiverDeepをやっていた。ステージは凄かったのですが、彼女の声が?高いのはいいけれど、声が細い、ちょっと違うのではと感じました。2)二度めの来日の時、ClubQuatroでのSecretLiveの話があったらしい。結局無理だったらしいけど、やってればなー。3)MVのPrivateDancerは今みてもすばらしいと感じます。Liveの映像みていてもこれは特別です。

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Blues写真展&+Live:Just Like The Blues, 23.3.12-3.25, 下北沢/Ludens

昨年で最後となった日比谷野音のBlues&Soul Carnival を撮影したカメラのFUJIYAMAさんが待ちに待った写真展を開催することとなった。本日から25日(土曜)まで。場所は下北沢 Ludens(駅からすぐ)。17-24時までで OneDrinkが必要。
詳細は以下をご覧ください。
また15日には、今回も写真を見ることができるW.C.カラスのLiveも開催されるとのこと。お近くの方はぜひ。

https://www.instagram.com/ludens_1203/
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2023.1.19 角打シスターズDeluxe, Stormy Monday横浜

バンドで初めての横浜でのLive, これまで蒲田のCatfishが近い所だったから、行かなくては。10数年ぶりのストマン、予約が遅れて前に8人も入ってしまった。18時に関内駅から到着すると階段のところには2名先の方々が。店のまわりも古いビルが壊されたり、新築されたりすこしずつ変わっている。それにしてもコロナ2年の影響は大きかった。

18:30開場。いつもながら、並んでる間のDrのリズム、Bの響きが心地良い。

カメラがステージ左側に二台陣取り、マキさんの右側から狙っている、その横の正面にもすでに座ってるファンが。こちらはステージ右のKey、Bの前となった。マキさんを撮影するのに適しているけれど、前の頭に注意するのと、マイクのまわりの丸いプラカバーが画にかからないようにしなくてはならない。

 

定刻で開始。BのリフにDr,Keyが加わり、Gが入る。リズム隊が入っている分、重い。このバンドをここ2年で2回は蒲田のCatfishでみていたが、他のバンドがバックに入ったときの音は面白かったが、ここまでになっているとは驚き。Duoとしての成長も大きい。次の寄ってって。。はバンドの1stシングルから(12も)良い曲。MCで、十三の中島酒店(角打をやってる)で初めてLiveデビューした時の話で場を和ませる。Voは和田(Key)がメインでうまいので、マキの方が弱く感じるのは仕方ないが、それでもうまくなってきた。5のメドレーは定番、マキの得意。6は個人的に大好きな曲で、初めてライブハウスで聞いた。GもKeyも突っ走る、マキの主旋律に和田がコーラスで絡む、うまい。今回の私にとっての目玉。(山口百恵でもってるLPこれが入ってるメビウスゲームだけなんです)

曲目

(一部)

  • Whiskey&Soda(インスト)
  • 寄ってって、酔ってって
  • Can‘t go on
  • When I am busy in love
  • 昭和歌謡メドレー 真っ赤な太陽―恋の季節
  • Rock’n Roll Widow

(二部)

7. Delta Boy(インスト)

8. Buzz me

9. It’s your thing

10. Mustang Sally

11. とりあえずRock’n Roll

12. SiS(インスト)

(Encore)

Happy Birthday(マキさんお誕生日記念)

Rock me baby

二部までの休憩は、うれしい事に、マキさんがお客さんと話したりしている。聞こえてくるのは、Bサバスを昔は聞いてたとか。。。こういうとこで話せるのは嬉しいものです。私からも松本さんと一緒の時に、3月・拾得50周年記念のライブで、レッドカスタネッツとの対バンがBound、ひさしぶりにでてきたようで、昔WRBBと一緒に見たという話をしてしまった。(写真はBlues写真館でご覧ください)もう40年も前。

成蹊大学学園祭1986年11月24日 (biglobe.ne.jp)

8のBuzzは、男歌だと思うが、こういうのをマキが歌うとさまになる。こういうのが生活にあったのだろうか?9はFunkyの典型で、和田が大活躍、リズム隊が重要な役目を果たす。この二人、関東では超がつく凄い人達。また一緒にやってほしい。

それ以降はノリで終わりまで突っ走る。Mustangはお客がマスクをしてるせいもあり、こういうコロナ禍がまだ続いているから、和田が煽ってもお客の声は聞こえにくい。ついには

今日はマキさんの誕生日なんでと、たたみかけてきた。リズム隊がないとこの曲は厳しい。

いつものR&Rはカルメンマキ&OZから。昨年末もチッタのOZで聞いたばかり。これも最後もマキの歌が頑張っていた。アンコールの最初で、彼女へ他のメンバーから誕生日のお祝いケーキが贈られ、ろうそくを吹き消した。

最後の一曲まで、(和田も言っていたが)実にRockのハードさを感じたライブだった。

角打シスターズ:静沢真紀(G、Vo)和田八美(Key、Vo) ゲスト:松本輝夫(Dr)

江口弘史(B)

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RIP: Jeff Beck(1944.6.24‐2023.1.10)

偉大なギタリストの訃報に接し、ご冥福をお祈りします。

Home

本当に突然のニュースに驚いてしまいました。初めてきいたのはラジオからJailhouseRockとか恋は水色のインスト、その後ヤードバーズという単語を知りましたが、LPでの初体験はRough&Ready, 最初はコージーとJeffの違いが?でした。1975年にBlowByBlowがでて、その前後に後楽園のWorldRockFestがあって、見に行ったら、トリのはずが二番手で彼だけ車で登場、(三番はカルメンマキ&OZ)凄いインストを披露して30分で終わってしまいました。体調が悪かったと知ったのはあとのことですが、その時の京都、名古屋は中止だったようです。席からは戻るときのマックスミドルトンがよく見えました。その後はKeyをヤンハマーと組んでLiveとかもやって、80年代には軽井沢で夏にやってスティーブルカサーとやったのをTVでみたのを覚えています。87年にはMickJaggarのゲストでソロに参加し、JustAnotherNightとか印象的でした。それからは余り聞くことはありませんでしたが、99年の国際フォーラムそして次男を連れていった後楽園ホールの公演を見たのが最後になりました。A Day in the Life. その時のラストですが、彼にとってもその後の生き方は彼らしかった。One&Only.

69 New Port Jazz FestivalのJeff

BBCの報道です。

https://www.bbc.com/news/entertainment-arts-64228780

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2022.7.22:Japan Blues Festival青森

Blues Co. Ltd Shun菊田

JBFを支えていたと言っても過言ではない、Blues Co., Ltd, その中心として、4人であれだけの音を創りあげた。現在の日本のBlues界にUSのBluesで習得したものを注入して、新たなBluesを目指していると言える。

ギターもオリジナル、スタイルもオリジナル、アーチストの中のアーチスト。

Blues Co. Ltd 片野

Bだけでなく、G,Keyもやるとのこと、今回の演奏のBの強さはハンパではなかった。

Blues Co., Ltd Ree

Reeは月一回は東京中野の部ブライトブラウンでソロLiveをやっている。日本で、これだけのピアノとVoをやるのは彼女と数名くらいしかいない。

Blues Co., Ltd. マーティン

終盤に近づくにしたがい雨がひどくなり、ステージの覆いカバーにもかなり水がたまっている。この少し後、会場を後にした。

青森の青年会議所が支援をしてきたJBFが最後を迎えた。これからは青森のベアーズ(荻窪のルースターの教え子)の阿部店長がどうやっていくのか、まかされることになるようです。期待しましょう。3.11の翌年から青森でJBFを見るようになって、あの開放的な雰囲気でみられる(その上無料)Liveは日本でこれしかなかった。ずいぶん写真では勉強させていただいた。青森のJBFを支えてきた方々に感謝を表したいと思う。

現在、Blues写真館の本体部分が継続できるかもしれない所まできています。可能となった場合、写真を増やしてごらんにいれられるでしょう。

Netでは今回のJBFのBluesCo.,LtdのフルLiveがアップされています。お早めにご覧ください。

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続)Japan Blues Festival青森2022開催

Japan Blues Festival 7月22日17-21時 青森安潟Fest正式発表。これをまっていました。これで当分中止となるか。。心配なところです。出演者等、決まっているようですが、Shun Kikuta以外わかりましたら、こちらでまたアップします。

 https://aomori-yeg.jp/report/yasukata/2022/05/30/2972.html

2013.7.20 Deitra Farr JBF青森

Farrは昨年のUS Blues Magazine のマシュースコラー(前の回の写真がHarpのマシューです)のバンドで一緒にやっているのがわかり、嬉しくなりました。こういう方が聴けるのがJBF青森ならではなのです。

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Japan Blues Festival青森2022開催

2013.7.20JBF青森 Matthew Skoller

本年のJapan Blues Festival青森は7月22日17-22時で青森で開催されます。青森側のHP、Net等での発表が遅れています。今回のメインBandはShun KikutaとBluesCo.の予定。菊田さんのBlogでも5月13日の所にポスターも含め第一報がでています。https://ameblo.jp/shunkikuta/page-2.html

残念ながら、今回でJBFが最後となるという話もでています。あの素晴らしい環境でBluesそして音楽を楽しめる場所は他にありません。何か感じている音楽ファンでしたら、主催者へ何かを伝えましょう。 では青森でお会いしましょう。

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Blues写真館Archive76:住友俊洋3

2006.1 Thmbsup

住友さんが亡くなられたとの報に接し、故人のご冥福をお祈り致します。本当に残念です。住友俊洋(1965.11.4-2022.5.23)ここ数年癌で闘病しており、最期の録音もされていたようです。作品に期待しましょう。Blues写真館アーカイブでは10,60で紹介していました。この撮影が初めての時で、Savoy TruffleがBluestoneに変わりChrisDuarteと一緒に横浜でやった時に撮影しました。サウンドチェックでの表情とLiveでのものの変化、そのギターからでる音も含め、その瞬間を捉えることができました。 日暮士さんが逝かれて、彼も。きっと向こうで、Duoをやられているでしょう。合掌

2006.1 Thmbsup
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Japan Blues Festival青森2022の開催の件

写真はすでにこちらでも紹介した2019年7月のJapan Blues Festival でのShunKikutaですが、20年21年とコロナ禍が原因で休止となっていました。本年は、国の方針がコロナと共存という方向へ舵を切り、青森のねぷた祭りも8月初めに開催となったため、その前哨戦である安潟Fest.の中心となるJBFも検討されていました。かなりもめていたようですが、青森の若い方々の強い支援もあり、開催の見込みとなり7月22日開催の予定。詳細等は後日発表となります。 但し今回はシカゴからのアーチスト来日はコロナの影響もあり、ない模様。ShunKikuta Blues Projectが大きな役割を果たすことになるでしょう。他の出演者にも期待します。 5月末の日比谷野音でのJapanBluesCarnivalもひさしぶりの開催ですが、海外勢はなく日本勢だけとなり、青森でシカゴの音を聞けるFestも若干の寂しさを感じますが、無料でもあり、あれほど良い環境で音を楽しめる空間は他にないだけに今年はたのしみです。詳細が発表となり次第、またこちらでアップします。

##4.17情報を更新しました。16日には23,24の2日とお伝えしましたが、誤りで22日の一日、それも参加バンドはかなり減るようです。残念ですが、仕方ありません。

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